今週のDVD ~ 会いたい人 へ
・「ゴッドファーザー」フランシス・フォード・コッポラ
・「Somewhere」ソフィア・コッポラ
・「バーバー」コーエン兄弟
三本とも、いまさらですか、という感じですけど、「ゴッドファーザー」もう一度、敵も味方も黒服ごちゃごちゃ。いろんなところで流れている、ニーノ・ロータ、あの音楽、そのあと頭から離れず、お風呂の中も、料理中も。
それからその娘、ソフィア・コッポラの作品。若い女性のポールダンスの時点で、あ、飛行機内で観た、ことを思い出し、うーん、これはもう一度観なくてよかったかも、とたまに早送り。
中学生の頃、ソフィア・コッポラは、ちょっとした憧れの大人の女性でした。
「The Virgin Suicides」は、そんな若かりし頃に、映画館で観て、サントラを聴き、いつか彼女に会いたいという想いを抱いていました。
(※「The Virgin Suicides」は、アメリカの作家、ジェフリー・ユージェニデスが1993年に発表した小説「ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹」が原作。)
そして、話はここで終わりません。二年前頃、アメリカのボストン隣町、ケンブリッジに滞在していた時に、私は彼女に会うことができました。大学街に古くからあるカフェにて。すこし、話すこともできました。
素敵な偶然というものが、あるものです。ある日、ふと突然、ふってきた、と思いました。恋じゃなくて、これもまた恋かもしれませんけど。
何かに興味をもつことは、あぶない目にもあうこともあるけど、とってもとってもいいですね。いろいろ、おもしろいことってあるものです。
今、君は、誰に会ってみたいですか。