『23階の笑い』

出演者の方から誘って頂けたので、二―ル・サイモン作

「23階の笑い」の舞台を観て来ました@北沢タウンホール

芝居を観るのいつぶりだろう。下北沢駅で降りるのも久しぶりで、街は若者が沢山いて、なんだか色々となつかしく感じました。

作品はたのしく観れる。演出も音の使い方がおもしろい。衣装はあまり好きになれなかったけれど。

とにかく戯曲の台詞が気になり、打てば響く人々。どうしてこんなもの書けるんだろう。

登場人物であるヘレンの存在が、はじめは何だか違和感があるけど、その浮いた存在が、この劇に必要不可欠だったということに、だんだん気付き、いいな、この役、いいなーーーと思う。9人の登場人物の中の8人が「狂人」で、ただ一人の「凡人」「普通の女の子」なんですけどね。(ただラストは逆になるともよめますけれど。)

やっぱり女優に目がいってしまうんだよな。

役者のエネルギーがものすごいので、舞台を観ると疲れてしまうから最近は避けていたのだけど、この作品は観てよかった。