新宿区立 漱石山房記念館

9月24日に開館したばかりの夏目漱石の記念館を訪れました。

ずいぶんと立派な建物ですけど、このお金・・・どこから?

特別展は「漱石と子規」展。

soseki-museum.jp

少し考えてしまったのが、文豪の美術館がどこまで必要なのか、どうか。

夏目漱石は多くの方々に読まれ、有名な人物で、作家の人生に

関心をもつでしょうけど、

作品を読む事が大事と考えると、この建物、豪華すぎませんか。

 

 近くに10月1日開館予定の草間彌生美術館もあります。

yayoikusamamuseum.jp

明治神宮外苑

聖徳記念絵画館って、知ってますでしょうか。

おそらく多くの方が目にしたことがあると思います。

東京で秋を感じる、いちょう並木の先にみえる、あの建物です。

私も幼稚園の頃から、随分ここらに通っていたのですが、実際に内部を見学したことはありませんでした。

明治神宮外苑のシンボルともいえる絵画館に入ると、明治天皇、昭憲皇太后お二方の歴史を描いた壁画80枚が展示されています。

当時の一流画家による優れた作品だそうですが、横山大観や下村観山などには断られたそうです。

「こういう物をこういう画風で描いてほしい、と強い要請があったためではないか。アーティストは、自分の描きたいものを描きたいでしょうからね」とは、こちらでお仕事されている方のお言葉。

いろいろとお話を伺うことが出来ました。

なかでも大正15年(1926年)に建てられたこちらの建物が、東京大空襲の時に被害を受けずに済んだことには驚きました。

設計者は、東京駅を建築した辰野金吾の弟子である、小林正紹氏。

パリにあるルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿まで視察し、

参考にしたそうです。

重要文化財にも指定されています。

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www.meijijingugaien.jp

 

タイムスリップできる空間でした。

 

中学生たち

仕事場に某中学校の学生団体がやってきた。ヤーヤーヤー。

 

あれ?何だか、いつもの中学生達と、なにかが、ちがう。なんだろう?

というか、そう、話し、ぜんぜん、聞いてない。

どっか行っちゃうし、私語も多いし・・・おいおい。

まーいっか、と思い、説明を終えた後に、職員の方と話していると、

こちらの中学生たちは東京なんだけど

「東京の中学生はさー、チャラい・・・」だそう。

 

そりゃー中学にもよるだろうけど。

わたしも東京の中学生だったので、何とも言えませんけど。

 

先生もお疲れのご様子で、た、大変だーーーと思う。

 

ちなみに「赤坂からきた高校生の団体は・・・こわいっ!」だそうです。

 

もちろん色々な子がいるので、一概には言えないのは承知です。

 

誕生

池田学展「誕生」を見に行って来ました。

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アメリカ・ウィスコンシン州チェゼン美術館に滞在しなから3年かけて制作されたという作品。(このマイナな美術館を訪れたことがあるのですが、マディソンというところは、こぢんまりした大学街で、カフェあり、湖あり、冬の寒さに耐えられる方であれば素敵なところです。)

 

今年1月より始まった巡回展「The Pen-濃縮の宇宙-」

はじまりは池田学さん故郷の佐賀県立美術館、それから金沢21世紀美術館、このあと本展は、9月27日~10月9日まで日本橋高島屋に巡回します。

 

「誕生」は、現在ミズマアートギャラリー@市ヶ谷にて。

今月9日まで。(※11時~19時)

MIZUMA ART GALLERY / ミヅマアートギャラリー