『23階の笑い』

出演者の方から誘って頂けたので、二―ル・サイモン作

「23階の笑い」の舞台を観て来ました@北沢タウンホール

芝居を観るのいつぶりだろう。下北沢駅で降りるのも久しぶりで、街は若者が沢山いて、なんだか色々となつかしく感じました。

作品はたのしく観れる。演出も音の使い方がおもしろい。衣装はあまり好きになれなかったけれど。

とにかく戯曲の台詞が気になり、打てば響く人々。どうしてこんなもの書けるんだろう。

登場人物であるヘレンの存在が、はじめは何だか違和感があるけど、その浮いた存在が、この劇に必要不可欠だったということに、だんだん気付き、いいな、この役、いいなーーーと思う。9人の登場人物の中の8人が「狂人」で、ただ一人の「凡人」「普通の女の子」なんですけどね。(ただラストは逆になるともよめますけれど。)

やっぱり女優に目がいってしまうんだよな。

役者のエネルギーがものすごいので、舞台を観ると疲れてしまうから最近は避けていたのだけど、この作品は観てよかった。

 

 

Books Kinokuniya Tokyo

去年の夏に、惜しくも1階から5階まで営業終了した紀伊國屋書店 新宿南店。

知った時は残念だけど、でも仕方ないか、と思ったくらいだったけど・・・今日こうして友人との待ち合わせで訪れてみて、さみしい。

あれだけの数の書籍で埋まっていた場所が、ほかの店舗の物であふれているのを見ると、どうしてだろう、と。

6階は落ち着く。アリス・マンロー「ジュリエット」原題「Runaway」が気になる。

 

こうして失われたものを取り戻すことは、なかなか難しいのかもしれない。(無理なのかもしれない。)

 

『ジュリエッタ』

久しぶり(なつかしい)ペドロ・アルモドバル監督の作品を観ました。

ラストがどうも好きになれなかったのですが、美術、女優たちは見応えあり、と思います。

赤はもちろん、黄色がいいな、と感じる。

原作はアリス・マンロー。小説を読んでみよう。

てくてく東海道

2016年11月22日に開館した「すみだ北斎美術館」を訪れる。

錦絵の時代の絵の色使いが綺麗でした。

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http://hokusai-museum.jp/

 

チケット、ありがとうございます。

スカイツリーがよく見えました。

『BORN TO BE BLUE ブルーに生まれついて』

1950年代に活躍したトランペット奏者、チェット・ベイカーのお話。

この作品のイーサン・ホークの良さが分からなかったのですけど、トランペットと女優への夢を追う男女二人の生き方には、ただ、すごいなぁ、と思いました。

女が去っていく、ラストも好きです。

それにしても、人と共に歩むということは、大変ですね。

 

※チェット・ベイカー(1929年~1988年)

ジャズミュージシャン。ウエストコースト・ジャズの代表的トランペット奏者。