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『My Old Lady パリ三区の遺産相続人』

映画の鍵となる、ヴィアジェ(Viager)という、フランスのシステムに興味をもつ。ヴィアジェとは、所有する不動産を相続する人がいない場合の売買で、200年以上前から存在する終身年金の制度だそうです。買手は、毎月、定額を終身、売手に支払い続け、売主の死と同時に、その購入した物件を相続することになります。

※Viager=「終身」

この制度、どう思いますか。

ストーリーを知らずに観たため、サスペンスかしら、買手が売手を・・・も、もしや、と思っていたけれど、違いました。

人の繋がり、家に住む老女、その娘、男、男の父と母、父が愛していた女、その女が老女・・・娘と男、と、ぐるり、うまーく関係をもつよう描かれているのですけど、だんだん、できすぎた展開についていけなくなりました。

調べると、もともと戯曲、舞台で上演するために書かれたものでした。納得です。

人が前面に描かれ過ぎていると感じたので、舞台で観たら面白そうと思いました。